CGパースとは?基本の解説から種類までご紹介!

2024.05.30
ラクナル活用方法
「パース」ってなんだろう?聞いたことはあるけど、何のことだろう?
そんな方のために、この記事で徹底解説いたします!
きっと普段の生活の中でも見たことがあるかもしれません。
さっそく「パース」の意味から探っていきましょう!

CGパースとは

CGパースは、その名の通りコンピューターグラフィックによるパースのことです。
パースとは、英語の”Perspective”(パースペクティヴ)の略称になり、日本語でいうと「遠近法」にあたります。
紙の上に線で空間を描く技法のことを指しており、プロジェクトの概念やデザインをリアルな画像で表現する手法です。
表現方法も様々あり、よく見るものとしては「一点透視図法、二点透視図法」が挙げられます。
それらの方法に基づいて空間を立体的に表現した透視図をCGで作成したものがCGパースになります。
建築物や空間内などのデザインを立体的に表現し、リアルな質感や採光の表現・自然な色味を精緻に再現することができ、図面上でしかわからなかった内容に付随して、リアルな表現を加えたものです。

CGパースの特徴

名前に"CG"と付く通り、CGを制作できるソフトウェアを用いて、建物や空間などを実物に近いかたちで表現することができます。

ひと昔前までは、パース図は手書きで作成されており時間がかかっていましたが、ソフトウェアなどの普及もあり、より早く実物に近い表現が可能となりました。

また、現地の写真を周辺環境として合成することも可能です。
必ずしも全てをCGで再現しなければいけないこともありませんので、よりリアルさを追い求めている方におすすめの制作方法になります。

利用するメリット

「CGパースの特徴」で触れた通り、実物に近いかたちで表現できるのが特徴でもありますが、実際にどんな人に恩恵があるのでしょうか。

例えば、着工前に住居の内観パースを作る場合、引越しをする前からその部屋の雰囲気や家具を置いた場合のイメージ、光の入り方などを想起しやすくなります。
住居や商業施設などの建築物のほかにも、ソファーや家電などの家具や設備類も表現することができるため、商品パンフレットなどにも用いられます。

そのため、主に不動産や建築に関わりを持つ人たちに恩恵があると言えます。
不動産業者の視点で見れば、顧客に効果的に訴求することにより、竣工後のイメージ共有や早期販売などのメリットが得られます。
顧客目線で見れば、引越し後の生活イメージを想起しやすくなるため、それが決め手で契約になる可能性も高まります。

CGパースの種類や利用用途

■ 外観
建築物の外観再現はもちろん、隣地や外交を含む周辺環境の再現もすることにより、実際に竣工後のイメージを再現することが可能です。

■ 内観
室内の視覚化に加え、家具や照明、設備類の配置もすることにより、実際の生活に近いイメージを持つことができます。

■ 鳥瞰
外観パースの一種になりますが、文字通り建築物より高い位置から俯瞰したアングルで視覚化ができます。該当の建築物を中心により広範囲な表現も可能なため、複数棟現場にも向いています。

■ 宅地造成
前述の建築物ありきの表現ではなく、該当敷地がまだ造成前の段階で、造成後のイメージを表現したい場合のパースになります。
早期に売り出したい場合などに有効な方法の一つになります。

■ その他
マンション、オフィス、商業施設、製品など

どんな会社に依頼した方が良い?

CGパースそのものはわかったけど、実際にどんな業者に依頼すれば良いのでしょうか。
CG制作を得意とする会社や、建築設計関係の会社などが台頭であげられます。

弊社ラストマイルワークスでは、不動産や建築に特化したCG制作会社です。
幅広いCGコンテンツ制作も、フォトリアルなパース制作も、トータルでご協力させていただきます。
いかがでしたでしょうか?CGパースと一口に言っても、様々な種類や用途があることがわかりました。
必要とされるCGパースは物件や目的の数によって一つとして同じものはないため、イメージを高度な技術で具現化できる業者にお任せできると良いですね!
もしCGやパース制作でお困り事がございましたら、私たちがサポートさせていただきますので、ぜひお問い合わせください。

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