画像加工サービスを活用した不動産ポータルサイト活用術

今回は、ラクナルの中でも一番ご利用の多いサービスである空室リフォームイメージ(家具消し)とバーチャルホームステージング(家具置き)の効果的な活用方法についてご紹介させて頂きます。
物件写真の重要性について
また、実際に物件購入・賃貸に関するお問合せするお客さまは何を重視して物件情報を見ているのかというと、2023年版「不動産情報サイト利用者意識アンケート」 の調査結果では売買・賃貸共に「写真が多い」が1位となっています。
同様にお客さまが不動産会社を選ぶポイントとしても、7割近くの方が「写真が多い」ことを挙げています。ほとんどの方が、物件写真から部屋の雰囲気や実際に住んだときのイメージを想像されます。
このことからも、魅力的な写真や情報が伝わる写真を可能な限り多く掲載することは、自社への反響を増やすための最も重要な要素の一つと言えます。
空室リフォームの活用方法

そんな時は空室リフォームイメージのビフォーアフターを見せながら「弊社なら生活感を見せることなく、引渡し時の空室イメージで募集できます」とお話することで、室内の写真撮影へのハードルが下がり撮影許諾が得やすくなります。また、写真の掲載点数を増やすことだけでなく掲載までの期間短縮にも寄与しています。
その際に、空室リフォームイメージによって写真撮影の許諾がされたら何箇所くらい使えばいいのかという質問も多く頂きます。もちろん掲載数が多ければ多いほど良いのですが、予算感も考慮した上で、生活感の出やすいリビング、寝室、キッチン、洗面台、浴室、トイレ等に使うのがおすすめです。
また、不動産ポータルサイトによっては、無料の反響アップ施策に「ハイライト表示」というものがあります。これは物件写真の一定の項目が満たされている時に黄色く表示され、物件詳細ページへのアクセスを増やすための施策となっています。
空室リフォームイメージで掲載写真の点数を増やすことで、このような不動産ポータルサイトもより有効活用できるようになります。
バーチャルステージングの活用方法

加えて、売主さまも自身の物件を不動産ポータルサイトで見られるため、他物件と比較して魅力的に見えるかも厳しく確認される場合があります。
このような課題をお持ちの場合、バーチャルステージングを活用した販促活動をうたうことで委任獲得の可能性を高めることができます。
また、空室リフォームイメージと同様に、バーチャルステージングをどこに施すのが良いかという質問も多くいただいております。
これに関しては、先述のアンケート結果より、物件を探す際に必要だと思う情報は「居室/リビングの写真」が全体トップとなっているため、リビングに施すのが最も効果的な使い方となっています。
終わりに
このように、各画像加工サービスの特性を把握いただいた上で、売主さまの抱えている課題や悩みに適切にご提案いただくことで、本サービスの活用は反響・委任獲得につながると考えております。
またバーチャルステージングに関しては、物件の価格帯や用途・レイアウトによって様々なインテリアデザインを提案することも可能ですので、ご興味ある方は是非お気軽にお問合せください。
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