不動産テックとは?最新トレンドのご紹介

2024.05.30
最新の不動産テックトレンド
「不動産テック」という言葉をご存知でしょうか?
不動産テックとは、不動産とテクノロジーを組み合わせて作られた言葉です。テクノロジーを用いて、不動産業界における課題の解決や従来の商慣習を変える取り組みのことを指し、昨今不動産業界で大きなトレンドの一つとなっています。

不動産テックの領域は業務効率化からマッチング、金融、メディアなど幅広く、活用されるテクノロジーも同様にAIやVR/AR、ブロックチェーンと多岐に渡ります。

今回はその中でも特に注目されている不動産テックの事例をいくつかご紹介したいと思います。

AIと機械学習

AI(人工知能)とは、人間の知能を模倣し、学習や問題解決を行う技術のことです。機械学習はAIの一分野であり、あるデータから様々なパターンを学習することで、そのデータに関する予測や判断を行うアルゴリズムを開発します。これによりAIは人が手を加えずに、性能を自動で向上させることができます。

AIと機械学習を活用することで、物件価格の予測や市場分析の精度向上、画像認識による物件紹介の効率化、チャットボットによる顧客対応の自動化、物件の管理やメンテナンスの最適化などが可能になります。
※実は、この記事もAIに文章作成を手伝ってもらっています。

VR/AR/MR

近年、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)を使った物件内見コンテンツが急速に普及してきています。これにより、いつでもどこからでも物件の内覧が可能になります。さらに最近では、様々なディスプレイを通して実際にその場所にないものを、現実世界と仮想世界を重ね合わせるMR(複合現実)という技術も出てきています。

弊社やラクナルも物件内見をVRコンテンツには力を入れており、今後も成長が期待できる分野となっています。

IoT(モノのインターネット)

IoT(Internet of Things=モノのインターネット)とは、専用の装置を介して家や車、家電製品などをインターネットに接続することで、今までできなかった「モノ」からデータを収集したり、ソフトウェアをアップデートする仕組みを指します。これにより、上記のような「モノ」の効率的な運用、リモート制御、予測保守など様々な利点が生まれます。

不動産業界において、IoTは住宅の快適性や安全性、エネルギー効率などを向上させるために幅広く活用されています。

ブロックチェーンとスマートコントラクト

ブロックチェーンは情報を記録・管理するための技術です。情報をひとつのブロックにまとめ、それを順番に鎖のように繋げていく構造を持っているため、ブロックチェーンと呼ばれます。

また、ブロックチェーンに紐づく技術としてスマートコントラクトがあります。これはブロックチェーン上で事前に取引内容をプログラムで決め、条件の確認・履行を自動で実行する仕組みです。

不動産業界でブロックチェーンは、スマートコントラクトによる取引の効率化や所有権管理の透明化、資金調達と投資の簡素化、取引履歴の透明化による不正防止などがあります。これにより、取引の効率性、安全性、透明性が大幅に向上します。

マッチングサービス

不動産業界でも様々なマッチングサービスが生まれています。民泊のような物件所有者と利用者のマッチングサービスから、物件所有者と清掃などの賃貸管理に必要な諸業務を代行するギグワーカーをマッチングするサービスなど、業界のニーズに合わせて多様なサービスが生まれています。

ラクナルでも、フォトグラファーやハウスキーパーなど、物件売却サポートを行うパートナーとのマッチングサービスを提供しています。

ラクナルについて

ラクナルは上記で挙げた中でも、VRやAI、マッチングサービスといった複数の技術トレンドを組み合わせて、物件の反響獲得や、業務改善・業務効率化をサポートするサービスを複数展開しています。
最新トレンドのテクノロジーを活用したラクナルのサービスにご興味ある方は、ぜひ一度お気軽にお問合せください。

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